『賢女の目覚め』
書評
「あなたは、スピリチュアルな旅をしている人間ではありません。人間の旅をしているスピリットです」
これは『賢女の目覚め』の中で、カトリーンさんが何度も繰り返し語っているフレーズです。
そう、私たちは「スピリチュアルな存在でありたい」と願い、いつも自分の外側にその方法やそのためのツールを探しているのですが、実は、もともと「スピリチュアルな存在そのもの」だったのです。
そのことにカトリーンさんは「そろそろ気づいてね!」と言っているかのようです。
そして、そのことに気づくことこそが、『賢女の目覚め』でもあるのではないでしょうか。
ちなみに、“賢女”とは、賢くて知的でスマートな女性、という意味ではなく、「心の中から聞こえてくる声に耳を傾けられる人」のことであり、「自分にとって必要なこと、何をすべきかを知っている人」のこと、そして、「癒しは自分の中にあることがわかる人」のことです。
つまり、スピリットの声に従うことができる人こそが賢女ということになります。
もちろん、女性だけでなく男性だってそんな人なら賢女なのです。
それでは、どうしたら私たちは本来、スピリットという存在であることを思い出すことができるのでしょうか?
それは、私たちがスピリットの上に人間という衣を着ていることを改めて認識することから始まるのだと思います。
つまり、逆に、私たちは肉体を持った人間である、ということを改めて意識することから可能になるのです。
そのために必要なのが、やはり、地球の自然のリズムと共に生きることと、グラウンディングの大切さです。
ちなみに、大自然の中で生きているカトリーンさんは、月のサイクル、四季や大地が放つエネルギーと共鳴しながら生きている方です。
そして、自分の周波数を自然・宇宙の周波数と共鳴させながら、それを常に調律して美しい音色を奏でていらっしゃいます。
近年、カトリーンさんがカラフルで美しい絵画を次々に描き、そして天の音楽のような調べを演奏されるようになったのも、そんな彼女の高い周波数が形になったものです。
それはまた、カトリーンさんが賢女そのものであることを私たちに教えてくれているようです。
都会にいながら、カトリーンさんのような賢女になることは難しいかもしれませんが、まずは、カトリーンさんが繰り返し語るように、「私たちは、スピリチュアルな旅をしている人間ではなく、人間の旅をしているスピリットなのだ」ということを自分に言い聞かせながら、賢女を目指したいものです。
最後に、カトリーンさんの絵画自体を実際に入手するのは難しいかもしれませんが、こうして本の表紙として部屋に置いていつも眺められるのは、我が家にカトリーンさんの絵が1つ来てくれたような感じでとてもお得ですよ!
(西元啓子・Editor/Writer)
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